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NPO法人日本ビューティ・コーディネーター協会|JBCA

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ビューティ・コーディネーターの最新コラム

一人の200%より、みんなの100%を目指して

2021.03.24

こんにちは!大阪支部 株式会社ハピネス 阪本 裕理子と申します。

 

今回私からは、ビューティ・コーディネーターとして、自分自身が大切にしていることをお伝えしたいと思います。

 

 

美容師としての5年を経て、今BCをして8年になります。
私がBCになったきっかけは、美容師アシスタントの時に経験したことが主にあります。

 

別店舗が忙しく私がヘルプに行くことになった日のことです。
シャンプーをしてドライヤーで乾かしながらお客様とお話しをしていると、
「あなたすごくシャンプーが上手ね、今度の時もやってほしいくらい。」
とお褒めの言葉と共に楽しくお話をさせて頂き、褒められたことで自分も舞い上がっていました。

 

店も落ち着き帰ろうとしたところで、
「今日はありがとう。ちょっとだけ話いいかな?」
と先輩に呼び止められました。

 

「さっきのゲスト、すごく喜んでたね。」
「はい!ありがとうございます!」
「阪本さんがシャンプーしてくれたゲストはすごく喜んでいたけど、、、」

「他の方はどうだったかな?」

 

私はすぐに答えることが出来ず、周りが見えていなかったことに気が付きました。
自分が話に夢中でシャンプーやブローに時間がかかり、他にお待たせしている方がたくさんいらっしゃいました。

 

そこで教えてもらったのが、
「1人の200%の満足よりもみんなの100%の満足」
ということです。

 

 

目の前のゲストがどれだけ喜んで頂けていたとしても、その隣のゲストはどうか。その向かいのゲストは?

 

満足度の最高点を目指すのではなく、不満足の最低点とのムラを無くしたい!
ハピネスに来て下さる全てのゲストにHAPPYな気持ちを感じてほしい!

それが今の私の根本にある大切にしていることにつながっています。

 

話が盛り上がっているスタイリストとゲストの輪の中に一緒になって入るより、
ぽつんと1人で雑誌を読んでる方へ声を掛ける。

 

お待ち時間があった時など「いい人だから大丈夫」とゲストの優しさに甘えず、誠意を持ってお詫びの気持ちを伝える。

 

これらはBCであるからこそ気付くこと・行動にうつせることだと思っています。

 

 

私の理想とする店内の光景に、1人のBCがひたすら頑張るのではなく、
店のメンバーみんなが小さなBCとなりゲストと接している、というのがあります。

 

美容師とお客様の架け橋となり、自分の存在がたくさんのBCを生み出せるよう、

日々これからも邁進して参ります!

 

最後までご覧頂きありがとうございます。