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寄り添う姿勢

2026.04.09

ビューティ・コーディネーターの最新コラム

こんにちは、JBCA北陸エリア 福井支部 株式会社ボリスビアンの羽野千晶です。

新人を迎える時期になりました。今年は5名も新しい仲間を迎えることができ、
スタッフ一同 大変喜んでおります!
この時期になると、改めて人を育てることの「楽しさ」と「難しさ」を感じます。
昨日できなかったことができるようになる成長を、間近で見られるのは何よりの喜びですが、
一人ひとりの個性に合わせて「伝える」ことの難しさに直面しています。
それは教育だけでなく、日々のサロンワークでも感じること。

お客さまがお店にいらっしゃるのは、ただ髪を切りたい、キレイになりたいだけではなく、
日々の忙しさを忘れ、自分を大切にする「時間」や「空間」を求めていらっしゃいます。
その心地よさを作るのは、技術以上に私たちの「聴く力」や「気づく力」そして「寄り添う姿勢」です。
この力は「お客さまが私たちにそうあって欲しいと思う心配りや態度で接客すること」
まさに「ビューティビジネス実務検定」のテキストにもある内容そのものです。
そしてこの力は、仕事の時だけ発揮できるものではなく、日々の当たり前の習慣があって発揮できるものです。
・目を見て言葉を交わす
・整理整頓を含めモノをていねいに扱う
・小さな変化に気づき、言葉をかける  など
当たり前のことが、忙しさや慣れを理由に疎かになってしまいがちです。

私がサロンワークの中で特に意識していることは、
・「お客さま」ではなく「〇〇さま」とお名前でお呼びする
・会話やお伺いの際は少し腰を落として「視線」を合わせる
・すれ違うときなどは、作業をしていても一旦やめ、お客さまの方に胸をむけて挨拶(会釈)をする
です。
私は、これらのことがお客さまに「寄り添う姿勢」の最初の一歩だと思って心がけています。

サロンワークで一番初めに指導することなので、当たり前のことのようですが、
実際のサロンワークでは、
・「1番(お席の番号)の方のカラー剤作って」
・カット中・カラー塗布中などの施術以外のとき、突っ立ったまま会話をする
・背中を向けたまま「いらっしゃいませ」、お客さまの前を素通りする     など
そんな光景をよく見かけます。
決して「寄り添っていない」わけではなく、
忙しさや、慣れからくる「ちょっと後回し…」ということかもしれません。
この時期は、どのサロンでも気持ちを新たに初心にかえって新入社員を迎え入れると思います。
だからこそ、自分たちの振る舞いを見つめ直す、いい機会です。

・「お客さま」を一括りにしていないか?
・立ったまま上から目線で話していないか?
・急ぐあまり、集中しすぎて視野が狭まっていないか?
今一度、スタッフに問いかけてみたいと思います。

改めて今年入社されるみなさん、入社おめでとうございます。
技術が未熟のうちでも、「お客さまに寄り添う姿勢」はすぐにでも発揮できます。
これからの美容人生が、新しいスタートを切るみなさんにとって実り多きものになるように応援しています!