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NPO法人日本ビューティ・コーディネーター協会|JBCA

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ビューティ・コーディネーターの最新コラム

カウンセリングで心がけていること

2021.10.20

こんにちは!

JBCA関西エリア 大阪支部BC委員長

株式会社MASHUの牧田 裕貴です!

 

現在、社内、社外ともに講師としての活動を行う中でよく質問されるのが「カウンセリングで心がけていることはなんですか?」という質問を多く頂きます。カウンセリングで心がけていることはBC(ビューティ・コーディネーター)さんそれぞれ違うかと思いますが、本日は僕がカウンセリングで心がけていることについて書かせて頂きます。

 

まず前提として僕はBCにとってこのカウンセリングというのは、とても重要なものと考えています。BCの特徴として、多くのお客様との接点を持てることが大きな利点ではありますが、美容師さんと比較して、1回あたりのコミュニケーション時間が短いというのが課題であります。

 

その短い時間の中で、お客様との信頼関係を構築するのはとても難しいと思います。だからこそ、このカウンセリングはお客様との接点を持てる貴重な時間という訳です。とはいえ数十分もカウンセリングを行う訳でなく、5〜6分長くても10分くらいかもしれません。この短い時間しかないので、当然カウンセリングの構成はかなり緻密に必要最低限の項目で、かつ信頼関係を構築できるものであることが重要です。

 

今日はカウンセリングの一部、自己紹介の方法をお伝えします。

 

僕はカウンセリングに初めて入るお客様に必ず「本日の〇〇様の接客担当の牧田です。」という風に伝えることを決めています。

ここはBCや受付担当ではなく、「あなたの接客担当です。」と伝えるのです。

 

なぜ?接客担当と伝えるのか?

まず、BCというと何それ?と思われイメージがつきにくい。また受付担当だと特にインパクトもなく終わる。

そこで、「今日のあなたの接客担当です。」と伝えることで、「ん?接客担当というなんて私につくの?」と驚かれることがあります。

 

「はい!今日〇〇様ははじめてのご来店で分からないことなどもあると思いますので、何かありましたら私までお気軽にご相談くださいね!」

このように伝えることで、断然に覚えてもらいやすくなりますし、「こんな美容室あるんだー!」と差別化にもつながります。

そして何より、BC側に責任感が生まれます。「あなたの接客担当」と伝えたからには居心地よくすごしてもらいたいので、お客様が今どのような状態なのかがより気になります。

この状態をつくるために「あなたの接客担当です。」という伝え方をします。

 

たった、数秒のコミュニケーションですが、お客様との貴重な時間だからこそその数秒にすべてをかけてベストな対応を行うこと。

これが、僕がカウンセリングで心がけていることです。

 

すこし長くなってしまいましたが、参考になれば幸いです☆

最後までお読み頂きありがとうございました!